消臭システムを共同開発
環境改善関連
H2ロケットを開発する独立行政法人宇宙航空研究機構(JAXA)がジェット燃料噴射用に開発した超微粒子噴霧ノズルをリリースする(株)フォレサンテ(東京)と環境興研の持つ、デオドラント酵素と組み合わせに よる「消臭システム」を共同開発しました。平均5.88μm(タバコの煙程度の大きさ)の超微粒子の 霧状の中に 1nm~10nmの大きさの酵素が混ざって(1μm=1,000nm)あらゆる隙間に酵素が入り込 み、ニオイを炭酸ガスと水に分解する画期的なシステムです。性能的には27㎥空間を約20CC/mnを 2分間で行きわたらせます。
また単に臭いを分解するだけではなく、この酵素の由来である、パパイヤとヤシの実の細胞の中 の枯草菌は酵素を抽出する際にその代謝産物として「抗菌性リポペプチド」が出るので病原菌や 悪性菌を抑制する効果があります。従ってこのシステムは「消臭」「加湿」「除菌」の付加価値も伴い ますので老人介護施設やレストラン等での活用もさることながら。特に喫煙ルームの稼働率向上や雑臭を課題とするホテルなどの宿泊施設での評価が高く、すでにANAクラウンズホテル富山さま他 多数のホテルさまからの受注が始まっています。