障害者授産施設 NPOワンファームランド ゴマ栽培

農業関連

障害者授産施設でのゴマの栽培開始

富山大学理学部が故小林教授を引継ぎ、増田客員教授がサバンナ生まれの健康食品であるゴマを研究され、現在品種改良等を経て、世界のゴマの種を約1000種類を保管し、研究に当たっておられます。

環境興研では大学からの依頼を受けてゴマ栽培ネットワークの構築をお手伝いしております。 中山間地の耕作放棄地を活用して障害者授産施設の皆さんが大学の指導を得て微生物有機農法のゴマの栽培に取り組みました。収穫したゴマは「高岡ブランド胡麻」として高岡街づくり協議会で全て引きとってくれますので、経済的自立農業事業を描きながら頑張っておられます。 ゴマの種は昨年高岡の人たちが微生物農法で作ったゴマの種ですからその子孫ですね。

もちろん微生物有機農法の育て役は植物性・多様天然酵素エコ・エクセレントシリーズの「土にもさぷり」と「虫だけキック」です。環境興研もこのような障害者施設の生産性を上げるお手伝いを全力でしようと頑張っています。


増田客員教授からコメントを頂きました

胡麻は古くから日本で栽培されてきた作物ですが、現在では日本の消費量の 99%以上が輸入品になっています。食の安全安心を第一に考えると日本で無農 薬・有機栽培で少しでも多く需要を満たせるように生産する事が望まれます。 この度、障害者授産施設のNPOワンファームランドで休耕田をなど栽培放棄地 を利用して無農薬有機栽培で胡麻栽培に取り組むと伺い、胡麻の系統保存に永年 取り組んできた者として、是非とも栽培に成功し、障害者の皆様が胡麻で自立で きますように支援して行きたいと存じます。

富山大学理学部客員教授 増田恭次郎